株式会社クレスコは2015年3月期業績は最高益更新を達成。前期の最高益更新の理由は、景気回復が後押ししたことによる受注増や稼働率増加の他、『次世代クレスコ』の推進や品質管理やプロジェクト管理を徹底したことによるプロジェクト収支の改善が大きく寄与している。受注増に伴うリソース(開発要員)確保は、重点課題であり、ビジネスパートナー(協力会社)との連携強化の他、ニアショア開発、オフショア開発に注力した。ニアショア開発拠点は、自社の開発センター(北海道)や九州、北陸の子会社を中心に行った。オフショア開発(海外分散開発)については、中国、ベトナムでの開発を行った。
また今後の対処すべき課題の一つに開発および営業体制の強化を挙げ、ニアショア開発、オフショア開発の継続はもとより、M&Aによる営業拠点の広域化や開発体制の強化を実施したいとしている。