【2021年最新版】フィリピンオフショア開発の人月単価相場はいくら?

公開日:2022/05/23 最終更新日:2023/12/25

「フィリピン」の人月単価(職種別)

括弧内の数値は昨対比

※ プログラマー:コーディングや簡単なシステム開発を担当
※ シニアエンジニア:システム設計や開発を担当
※ ブリッジSE:ビジネスサイドとエンジニアサイドを繋ぐ役割を担うエンジニア
※ PM(プロジェクトマネージャー):プロジェクトにおける計画と実行の責任者

 

フィリピンオフショア開発の人月単価は上記の表となっています。

プログラマー 33.93万円(昨年度比114.7%)、シニアエンジニア 47.86万円(昨年度比125.2%)、ブリッジエンジニア 66.68万円(121.1%)、PM 73.96万円(102%)とすべての職種で単価が上昇した結果となりました。

 

オフショア開発.comが調査した6ヵ国の中では、中国に次いで単価上昇率が高く、コストメリットを考えた際に選択肢として上がりにくい国となってきています。

フィリピンオフショア開発単価の特徴について

フィリピンオフショア開発の特徴として、「英語」に長けているということが挙げられます。

 

そのため、日本市場を向いているオフショア開発企業が十分でないことから、日本語が堪能であることが求められるブリッジSEの職種の希少性が増しており、単価の上昇につながっていると推測できます。

 

一方で、フィリピンでは欧米の企業をターゲットとする開発企業が多く、英語で開発を進める場合は人材の層が大幅に広がります。

また、欧米で主流のアジャイル開発に浸透している人材の層も厚いので、開発スピードを求める企業の有望な選択肢の一つです。

 

上述の表は、英語で開発することを視野に入れた場合には、また違った結果になることが考えられるため注意が必要になります。

フィリピンのITエンジニアの特徴

上述の通り、フィリピンのITエンジニアの特徴としては、ネイティブレベルの英語力が挙げられます。

また大学進学率が高く、ほとんどのエンジニアは大学を卒業しています。そのため、プログラミング言語のパフォーマンスも高い水準です。

 

英語で開発を進めることができるのであれば、人口も多いフィリピンでは幅広くIT人材を確保することができます。

 

もちろん日本市場向けにオフショア開発を提供する企業では、日本語が堪能なブリッジエンジニアやコミュニケーターが在籍しておりますので、彼らを窓口に日本語で指示を出すことでプロジェクトを進めること自体は十分可能です。

 

また、窓口となる日本語人材を挟まずとも、実際に稼働しているエンジニアとは英語でコミュニケーションをとることで、開発現場がブラックボックス化しにくいこともフィリピンの魅力の一つです。

 

さいきんでは英語に自信がない方でも、Google翻訳やDeep Lなどの翻訳ツール、SlackやHangoutといったチャットツールを活用することで、フィリピンのITエンジニアをマネジメントしているというケースも増えているようです。

 

フレンドリーな人も多く、親日的ということからも、比較的マネジメントがしやすい国民性で、中長期的な開発パートナーを探したい企業にとっても大変人気があります。

フィリピンオフショア開発の動向

フィリピンに発注する理由としては、「英語の製品やプロジェクト上のコミュニケーション言語に英語を希望する」といったケースが最も多く挙げられます。

 

この点においては、昨今、日本企業の海外進出やグローバル化が進んでいるという大きな背景があるでしょう。

自社HPの英語化や、越境ECの構築といった案件は、英語文化の根付いたフィリピン企業の得意とするところです。

 

また、国内のITリソース不足=日本語の扱えるエンジニアの不足と捉えると、英語でのIT開発を促進していかなければならないという危機感も後押ししている印象にあります。

 

ベトナムは日本語に長けているものの、英語力ではフィリピンの後塵を拝します。

その点、今後のポストベトナムの動きの中で、「英語」というのは一つのキーポイントとなってきそうです。

フィリピンオフショア開発企業一覧はこちらから

フィリピンは昨今のグローバル化に伴い、「英語」という切り口で注目度が高まっています。

ますます多くの企業で英語でのIT開発が検討されるなか、ベトナムや中国とは異なる“独自の立ち位置”を築いていくでしょう。

 

その中でもフィリピンをオフショア開発先として選定するポイントは、《フィリピンの以下の強み》が御社の課題に刺さるかどうかが一つの判断基準になるかと思います。

1.英語サイトやサービス、システムの多言語化、グローバル展開に伴う案件

2.英語でのコミュニケーション

3.中長期的な継続案件

 

▶︎ フィリピンの人月単価の推移はこちらから

【2020年版】フィリピンオフショア開発の人月単価相場はいくら?

【2019年版】フィリピンオフショア開発の人月単価相場はいくら?

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フィリピンオフショア開発企業一覧

▶︎ 主要アウトソース先の人月単価はこちらから

人気6ヵ国でコスト比較|2021年最新のオフショア開発単価はいくら?

 

* オフショア開発人月単価の実態調査概要
 − 調査内容 『オフショア開発に関するアンケート調査』
 − 調査主体 オフショア開発. com(株式会社Resorz)
 − 調査方法 インターネットによる自主調査
 − 調査対象 オフショア開発・海外BPO会社100社
 − 調査期間  2021年2月1日 - 2月28日

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