NFTゲームとは?遊びながら稼げるゲームの魅力を徹底解説!

公開日:2024/07/25 最終更新日:2024/07/25

NFTと言えば2021年に大きな盛り上がりを見せたことが記憶に新しく、オフショア開発.comでも『NFT(非代替性トークン)とは?ブロックチェーンとの関連や活用事例紹介』という記事を公開したことがあります。

2021年にはアートの分野において話題になることが多かったNFTですが、ほかにもゲームや音楽、出版、スポーツといった分野でさまざまな試みが話題になりました。

今回はNFTゲームについてさらに掘り下げて解説します。NFTゲームの内容や始め方、おすすめのNFTゲーム、NFTゲームを楽しむ上での注意点についても理解を深めていきましょう。

NFTゲームの特徴

NFTゲームの特徴について解説する前にまずNFTについて理解しておきましょう。

NFTとは?

NFTとは日本語では非代替性トークンと訳される言葉で、「Non Fungible Token」の頭文字を取って『NFT(エヌエフティー)』と呼ばれます。

トークンとは英語で「象徴」や「しるし」「記号」を表しますが、ブロックチェーン技術におけるトークンとはブロックチェーンによって所有者の確認や証明が可能となるデジタル証券のようなものです。NFTはブロックチェーン上に記録された代替不可能なデータ単位であるため、唯一性があり取引において高い安全性を持つのが特徴です。

冒頭でもご紹介しましたが、NFTについては下記の記事が参考になるのでぜひご一読ください。

https://www.offshore-kaihatsu.com/contents/general/what-nft/

NFTゲームとは?

NFTゲームとはブロックチェーン技術とNFTを活用したゲームのことであり、先に挙げたNFTの特徴『唯一性があり取引において高い安全性を持つ』という点からも、ゲーム内での取引において不正や改ざんが行われにくいゲームです。

ゲーム内で取得・育成したアイテムやキャラクターをNFTとして所有でき、現実の資産になるというのも大きな特徴。そのため、NFTゲームは『稼げる』ゲームとして紹介されることも多いようです。

また、トークンを活用してゲームのプレイヤーが運営に関与することも可能なのが他のゲームにはない特徴の一つと言えるでしょう。

『ゲーム内アイテムがNFTとして所有できる』『プレイで稼げる可能性がある』『ゲームの運営に貢献できる』この3つの特徴を簡潔に説明します。

ゲーム内アイテムがNFTとして所有できる

NFTゲームでは、ゲームのアイテムやキャラクターをNFTとして所有することができます。チート行為が難しく資産性が高いため、現実の資産として持つことができるというのは今までのゲームにはなかったことなのではないでしょうか。

プレイで稼げる可能性がある

今までにもゲーム内のアイテムなどを現実の通貨で売り買いするリアルマネートレード(RMT)という行為はありました。これは法的には違法ではないのですが、不正の温床となる問題もあるため今では多くのゲームで禁止されています。

NFTは現実の資産として持つことができ、安全に売買を行うことができます。『稼げるゲーム』と呼ばれるのはそのためです。

ゲームの運営に貢献できる

NFTゲームには通常のトークンの他にガバナンストークンが用意されているゲームも多く、ガバナンストークンとは一言で言うと『ゲームの運営に関わる意思決定に関与できるトークン』のことです。ガバナンストークンの保有量に応じてゲームの運営に影響を与えることができます。

持ち株比率や数によって株主が行使できる権利が変わる株式会社の仕組みをイメージしてもらえばわかりやすいのではないでしょうか。

NFTゲームの始め方

NFTゲームを始めるには、プレイ前に口座開設とウォレットの用意が必要です。

ゲームを選ぶ

まずはどのゲームで遊ぶかを決めましょう。NFTゲームはゲームによって対応しているウォレットや通貨が異なるため、ゲームの公式サイトなどから先にその情報を得る必要があります。

暗号資産取引所の口座を開設する

プレイするNFTゲームに対応した口座を用意しましょう。仮想通貨の口座は主にネットワーク手数料の支払いに使われます。例えばイーサリアムチェーンを基盤としたNFTゲームであれば、イーサリアムを購入できる口座が必要です。SBI VCトレードやDMM Bitcoinをはじめ、さまざまな取引所があるため、対応している通貨や手数料を調べて自分に一番合った取引所を選んでみてください。

ウォレットを用意する

ウォレットは仮想通貨、NFTを保管するためのものですが、ゲームなどのNFTサービス内で決済が可能になるものでもあります。

例えば、マルチチェーンに対応しているMetaMaskは汎用性の高いウォレットとして人気ですが、海外のサービスであるため日本の法律が適用されないことに注意しましょう。

ゲームをプレイ。ゲーム内でNFTを獲得する

ウォレットをゲームに接続し、いよいよゲームをプレイ。ゲーム内でNFTを獲得します。

NFTを売買する

NFTの売買はNFTマーケットプレイスで行うことができます。もちろん高く売れれば利益になりますが、必ずしも高い価格で売れるとは限りません。

おすすめのNFTゲーム

近年、さまざまなNFTゲームがリリースされています。2023年には日本発のNFTゲームである『PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)』がリリースされ、大きな盛り上がりを見せました。

この項では比較的歴史の長いNFTゲームを3つご紹介します。

Axie Infinity

2018年にベトナムのSkyMavis社によってリリースされた『Axie Infinity(アクシー インフィニティ)』は、アクシーという仮想の生き物を購入し、繁殖や育成を行うゲームです。ゲーム内には敵が存在し、それらと戦うバトル機能も。他のプレイヤーと対戦することもできます。

取引の量が10億ドルに達した初めてのNFTゲームとして大きな話題となりました。もともとはイーサリアムを採用していましたが、現在ではこのゲーム専用のRoninブロックチェーンが開発されており、Roninのサービスを利用するには専用ウォレットであるRonin Walletを活用する必要があります。

The Sandbox

サンフランシスコに本社を置くPixowl社が2012年に開発・リリースした『The Sandbox』はイーサリアムを基盤としたメタバースNFTゲームです。オープンワールドのサンドボックスゲームであり、プレイヤーの自由度が高く、創造性を試されるゲームでもあります。

サンドボックスゲームとはプレイヤーが自分で目的を設定して自由に動くゲームのことで、近年大人気のマインクラフトもサンドボックスゲームに分類されます。

『The Sandbox』では購入した土地(LAND)に自由に建物を建てたりキャラクターを配置することができ、それらをNFTとして売買が可能です。

Splinterlands

『Splinterlands』は2020年にSplinterlands社がリリースしたトレーディングカードNFTゲームです。日本でも遊戯王などの対戦型トレーディングが流行しましたが、あのNFTバージョンとイメージしていただくとわかりやすいのではないでしょうか。

バトルに勝つとトークンがもらえ、対戦カードデッキの数も少ないためバトルがサクサク進むと大人気のゲームです。

NFTゲームの注意点

技術的には非常に信頼性の高いブロックチェーンとNFTですが、それでも注意しておきたいポイントはいくつかあります。NFTゲームの注意点についても理解を深めておきましょう。

詐欺やリスクがある

NFTゲームがどんなに安全な技術のもとで作られても、例えばNFTゲームを騙るゲーム自体が偽物であるなら、NFTの安全性は全く意味がありません。人が人を騙す悪質な犯罪は常に進化しており、完全に防げるものではありません。

NFTゲームを騙った偽ゲームや詐欺サイトはすでに多数存在しており、開発者が資金を持ち逃げしてしまったり、高額なアイテムを騙し取られたり、といったトラブルも少なくないようです。

ゲームの公式サイトやレビューなどで情報をしっかり確認するようにしましょう。

投資として捉えない

投資だと思って始めたのに思ったよりも稼げない。そんなこともNFTゲームには多くあります。NFTゲームはあくまでもゲームであり、投資効果はおまけに過ぎません。投資のため、稼ぐため、と必死になっていると前述した詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。まずはゲームを楽しむことを最優先にすべきでしょう。

初期費用がかかる場合がある

NFTゲームの平均初期費用は4万円から5万円程度だと言われています。無課金で始めることができるものもあるため、一概には言えませんが、初期投資不要であっても効率よくゲームを進めて稼ぐためにはアイテムを購入しなければいけないケースも。こちらも前もって調べておきましょう。

まとめ

DX化が急務と言われてしばらく経ちますが、日本企業のデジタル化は進んでいる一方、トランスフォーメーションはなかなか進んでいないようです。

DX人材の育成を積極的に進めている大手企業は多いものの、育成にはコストも時間もかかります。中小企業の場合、大手ほどは育成にコストをかけられないため、国内のIT人材不足はまだまだ深刻な状況です。

オフショア開発は1970年代から始まったと言われており、当初はコスト削減を目的として利用されることがほとんどでした。

近年では優秀な人材を確保する方法の一つとして選択されることも急増しています。さまざまな開発手法を熟知した経験豊富な人材を国内だけで探すのは非常に困難なことですが、海外に目を向けることで優秀な人材に出会うことができるからです。

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