【2021年最新版】(職種別)ミャンマーオフショア開発の人月単価相場

公開日:2021/08/29 最終更新日:2021/08/30

「ミャンマー」の人月単価(職種別)

※ 括弧内の数値は昨対比

※ プログラマー:コーディングや簡単なシステム開発を担当
※ シニアエンジニア:システム設計や開発を担当
※ ブリッジSE:ビジネスサイドとエンジニアサイドを繋ぐ役割を担うエンジニア
※ PM(プロジェクトマネージャー):プロジェクトにおける計画と実行の責任者

 

ミャンマーの人月単価は上記の表となっております。

プログラマー 27.27万円(昨年度比101.9%)、シニアエンジニア 37.31万円(昨年度比98.5%)、ブリッジエンジニア 41.15万円(94.4%)、PM 64.15万円(84.2%)と平均的に安価な単価となっています。

ミャンマーオフショア開発単価の特徴について

ミャンマーの人月単価は、昨年の数値だと職能が上がることによって単価が高騰する傾向にありました。これは、職能の高いエンジニアのリソースが不足していたことが要因でした。

 

2021年最新のデータだと、人材育成が進み、特にブリッジエンジニアとPMの価格の低下につながっていることが見受けられます。

ミャンマーの高度IT人材のリソースが潤沢になってきたことを示していると言えるでしょう。

ミャンマーのオフショア開発の技術者の特徴

ミャンマーは日本語教育に力を入れており、日本語によるコミュニケーションに優れたエンジニアが多い国です。

 

日本語の習得にあたっては、言語的な距離が近いということもありますが、ミャンマー人が勤勉かつ真面目な国民性であるのも関係あるようです。

 

一般的に、ミャンマー人は真面目で日本人との相性もいいと言われており、日本人と同様、協調性があり、チームワークに向いているとされています。また、自己主張が苦手で大人しい性格な人が多いのも特徴です。

 

そのためか、ブリッジSEの単価はオフショア開発. comの調査対象である6ヶ国(ベトナム、中国、フィリピン、インド、ミャンマー、バングラデシュ)の中で、最安となっています。一方でPMを担える人材はベトナムほど豊富とは言いがたく、ベトナムに逆転されています。

ミャンマーオフショア開発企業一覧はこちらから

ミャンマーはオフショア開発先としては後発ながら、近年技術力の成長が著しい国です。

PMを担える人材の育成が望まれますが、これからの成長に期待できる国と言えます。

 

現在の政情不安がネックではありますが、コミュニケーション面でのポテンシャルは高いため、今後の動向に注目していきたい国の一つです。

 

▶︎ ミャンマーの人月単価の推移はこちらから

【2020年版】ミャンマーオフショア開発の人月単価相場はいくら?

【2019年版】ミャンマーオフショア開発の人月単価相場はいくら?

▶︎ ミャンマーのオフショア開発会社はこちらから

ミャンマーオフショア開発企業一覧

▶︎ 主要アウトソース先の人月単価はこちらから

人気6ヵ国でコスト比較|2021年最新のオフショア開発単価はいくら?

 

* オフショア開発人月単価の実態調査概要
 − 調査内容 『オフショア開発に関するアンケート調査』
 − 調査主体 オフショア開発. com(株式会社Resorz)
 − 調査方法 インターネットによる自主調査
 − 調査対象 オフショア開発・海外BPO会社100社
 − 調査期間  2021年2月1日 - 2月28日


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