オフショア開発は海外にシステム開発やスマホアプリ開発をアウトソースし、コストを大幅に削減する手法ですが、その中にも「ラボ型開発」・「ラボ契約」というオフショア開発ならではの手法があります。
「ラボ契約」というのは「ある一定期間で発注する仕事量の最低保証を行う契約」のことを指し、海外現地で自社専用のエンジニアを確保する形態です。
ベトナムにおける「ラボ契約」を得意としたオフショア開発企業「EVOLABLE ASIA CO.,LTD.」に依頼し開発コストの削減に成功した企業として、「株式会社ウィルゲート」(以下、ウィルゲート)の代表取締役 小島様にいろいろとお話を伺ってみました。
(小島氏)ウィルゲートでオフショア開発を始めた理由ですが、2013年3月にSEO事業への一極集中モデルから事業多角化へと大きく舵を切る中で、今後発生するであろう多様な開発ニーズを満たせる人材資源の獲得が目的でした。
海外開発拠点を設立するにあたって、優秀な人材の確保・文化・今後の成長性などを考慮した結果、当社初の海外拠点の設立場所には、国策としてIT 技術者の育成に取組み、勤勉な国民性を持つベトナムが最適だと考えていました。また、エボラブル アジア社の2013年のビジョンは「1年で300人規模に増やす」というものでしたけれど、当時すでに100人を超えるラボ組織に拡大していたので、ビジョンに信頼がおけた点が大きかったですね。
では、なぜベトナムオフショア開発企業の中で、「エボラブル アジア社」を選びラボ契約に至ったのか、小島氏は語ります。
(小島氏)既に多数の有名IT企業の導入実績があり、安心感があったのが大きいですね。
また、実際にベトナム視察でエボラブル アジア社の方とお話させていただいた際に、きめ細やかに対応いただいたこと、そして各社の駐在員・責任者の方からヒアリングさせていただく機会を提供していただけた点にも大きな安心感が得られました。
実際にエボラブル アジア社のラボ契約を利用してみた感想として、小島氏は
「優秀なエンジニアの方が非常に多く採用力の高さに驚かされましたね。この点は当社ウィルゲートのエンジニアにとっても刺激になっており、意識が高くなり、キャリア選択の幅が広がりと、大きな相乗効果を生んでいます。 実際に働く環境としても、人事・総務・評価といった管理面でもサービスが行き届いており、安心して実務に集中する環境が整っている点も助かっています。」と語りました。
(小島氏)開発環境はLAMPです。開発言語はPHP, Java, VBA、フレームワークはLaravel4, CakePHP 2.0, CakePHP 1.3、コミュニケーションツールはSkypeとChatWorkです。
逆にベトナムオフショア開発においてシステム開発・ソフトウェア開発で向いている事、向いていない事はあるのでしょうか?
(小島氏)新規システムのプロトタイプ開発は相性抜群だと思います。
逆に、細かいコミュニケーションが必要な案件や仕様がFIXしていない案件は、より迅速な対応が求められるため、日本国内の方が向いていると感じます。
エボラブル アジア社ではウィルゲート様をはじめ、数多くの開発案件をベトナムで開発しています。特にラボ型開発に力を入れており、その圧倒的な人材レベルの高さと高品質で低価格なシステム開発が魅力です。