オフショア開発企業インタビュー
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ベトナムで最新端のオフショア開発サービスを提供!Webシステム、スマホアプリはもちろん、
ロボット、VRなど最先端技術まで
株式会社One Technology Japan
代表取締役 河本 直己 様
インタビュー:2016年07月13日

株式会社One Technology Japan 代表取締役

河本 直己 様

1973年生まれ。商社で欧州からの高級衣料バイヤーを経験後、03年より大手コンサルティング会社を経て、モバイルITベンチャー企業でEC、SNS、ソーシャルゲーム、ベトナムオフショア開発など事業部長取締役の立場で経験後株式会社One Technology Japanを創業。

話題になったPepperのベトナム初上陸ですが、
なぜロボット事業を手がけようとされたのでしょうか?

それは、先を見据えてのことです。弊社のビジョンとして、「若者に投資できる未来を」というものがあります。IT業界に入り、またベトナムと日本を行き来して感じてきたことは、時間的ギャップと地理的なギャップを埋める手段としてITがあるのだと感じるようになりました。それはビジネスチャンスを創出し続けるプラットフォームです。 

 

ただ残念ながら我々には余命があり、それを続けていためには時間の制限があります。その問題を解決するには、どうしたらよいか。その答えが「若者に投資できる未来を」です。世界をよりよくするために、若い世代が活躍できる環境を私たちは提供したいと思います。ですので、新しいものにはどんどんと挑戦していきます。 

 

そして、ロボット事業には、センシング、AIといったような最新の技術が詰まっています。そうしたロボットソフトウェア開発に挑戦していきます。そしていつの日か自社のロボットを作りたいと思います。

なるほど。かなり力を入れてらっしゃるんですね

はい、入れています。実際に、ベトナムに持ってくるためには、ソフトバンク側のサポートが得られなくなるなど、課題も多く大変でした。ただ、どうしてもベトナムに持ってきたかったんです。そうしたことをベトナムでやる意義として、ベトナムの労働人口が増加していることが挙げられます。逆に、日本は減少していっています。私は、経験の量が多ければ多いほど質は改善されると考えており、そういった意味では何年か後にはベトナムが最先端の技術を持っていてもおかしくないと考えています。そのためのパイオニアになりたいと思ったんです。

従業員のモチベーションも上がりそうですね

まさに仰るとおりです。エンジニアのモチベーションアップにもつながっています。弊社は、最近話題のVRという分野も手がけていますが、手弁当でいいから在籍して勉強させて欲しいというエンジニアまでいるくらいです。こちらに関しては、日本の観光資源をVRで提供するといった取り組みを考えており、上記のロボットアプリ開発と共に少しずつ引き合いが増えている状況です。 

ベトナム人エンジニアの特長を教えて下さい

一般的に非常に勤勉だと思います。加えて、弊社の従業員は、代表・タオに憧れている部分があり、忠誠心も高いです。タオはまさにジャパニーズドリームを体現した日本人。従業員も彼のようになりたいという想いで、日本語の勉強も頑張っています。それをサポートするために、日本語講師を呼んで授業も行っています。また、日本に研修制度で送り出すこともしていきます。