公開日:2017/10/24 最終更新日:2023/10/13

ミャンマーオフショア開発のデメリットは歴史の浅さとITインフラの遅れ

ミャンマーはオフショア開発に関しては後進国であるということから、デメリットも少なからずあります。
その一つがオフショア開発の歴史が浅いということです。日本企業がオフショア開発の依頼先にしている国の中でも歴史が浅いミャンマーは、ノウハウが少ないことから、対応できる開発案件も少ないという部分がデメリットになります。
また、ミャンマーオフショア開発デメリットには、ITインフラの整備の遅れもあります。
ミャンマー国内の都市部であっても停電が起こりインターネットに接続できないということは珍しいことではありません。その分、業務上の遅れが出ることも懸念されるということがミャンマーオフショア開発デメリットと言えます。

不動産の値上がりと言葉の壁もデメリットとして考えられる

ミャンマーオフショア開発デメリットはまだあります。
近年は都市部を中心に不動産価格の値上がりが至るところで見られるようになっています。これは、経済成長をしているということの裏返しでもあり、マーケットが大きくなることが期待できるものでもありますが、賃貸オフィスやミャンマーに派遣している社員が生活をする賃貸物件の値上がりは企業にとってはデメリットになります。
但し、賃貸物件などは続々と建設されておりますので、この問題はやがて解決へと向かうことが期待出来ます。
この他、言葉の壁ということもデメリットになりますが、日本語とミャンマー語は文法的に同じ語順の羅列になることから、習得にはそれほど時間はかからないと言われています。

未来が明るいミャンマーのオフショア開発

ミャンマーオフショア開発デメリットには様々なものがありますが、それらをカバーするメリットも沢山あります。
例えば、自己主張をあまりすることなく勤勉な性格であり、協調性がありますし、人件費も安いです。業務上のパートナーとして大切な協調性は、特に海外企業では多くはありませんから、このことだけでも十分なメリットと言えます。
デメリットだけを探り、リスクが高いからと候補先から外してしまうことは勿体無いことです。どのような国でもデメリットもメリットもあるものですから、目的が達成されるのであれば、コストが低いミャンマーは魅力的な市場であることは間違いありません。
ミャンマーにおけるオフショア開発はこれから向上することが期待されますので、しっかりと見極めて進めることが重要です。

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