公開日:2022/06/23 最終更新日:2023/12/25

Unity開発でおすすめのオフショア開発企業 3選

「Unity」とは世界で最もシェアのあるゲーム開発プラットフォームです。
実はポケモンGOやドラゴンクエストVIII、スーパーマリオランなどは、Unityで開発された代表的なゲームアプリです。

 

Unityはゲーム開発だけではなく、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)の領域でも注目されており、​​医療、建築、自動車、広告などの業界で活用が始まっています。また、最近ではFacebook社が「Meta」に社名変更したのを皮切りに、メタバースにも注目が集まっていますが、メタバース空間の開発でもUnityが開発環境として利用されています。

 

今後ますます需要が増える可能性を期待させるUnityですが、Unity人口はまだ多いとは言えず、エンジニアの調達には課題を抱える企業が少なくありません。超高齢化社会である日本で長期的にも人材が充足していくことは期待できないといっていいでしょう。そこで解決策となりうるのが、海外のエンジニアを起用することです。

 

本記事では海外に開発拠点を持つオフショア開発企業の中でも、Unityでの開発実績が豊富な企業や、Unityエンジニアが豊富な企業など、Unityに強みをもつ企業を厳選して紹介します。

 

IT業界が盛り上がりを見せるオフショア開発先の国々では、新しい技術に対する取り組みも盛んで、Unityについても例外ではありません。ぜひ国内のシステム開発会社とあわせて、オフショア開発も比較・検討してみてください。

INDEX

1. 株式会社GIANTY

2. 株式会社バイタリフィ

3. Web factory MK

1. 株式会社GIANTY

株式会社GIANTYのトップ画像

 

株式会社GIANTYは2001年に設立されたオフショア開発企業です。日系のオフショア開発企業として20年以上の事業実績がある同社は、ベトナムオフショア開発におけるパイオニア的位置付けです。開発拠点があるホーチミンでは、B2C向け・B2B向け問わず、幅広くシステム開発を請負っており、これまで100企業以上、200プロジェクト以上の開発実績を持っています。

 

同社が得意とする開発領域は、デザイン制作・ゲームアプリ開発・3Dグラフィック制作・XR開発・メタバース・ブロックチェーン/NFT開発、といった他のオフショア開発企業の取り組みが少ない領域です。特にゲーム開発では著名なタイトルの制作に数多く関わっています。

 

ソーシャルゲーム開発ではUnityを活用することが多く、高いスキルを有するエンジニアが多数所属しています。Unity人材を確保したい際には、まず相談したいオフショア開発企業の1社です。

 

■会社情報

Webサイト:http://gianty.co.jp/

代表者:ホー・トゥン・ラム

資本金:¥37,540,000.-

所在地:46-48-50-52 B4 Street, Sala Urban Area, An Loi Dong Ward, District 2, Ho Chi Minh City

従業員数:330名

 

■企業詳細ページ

https://offshore-kaihatsu.com/mypage/gnt.php?id=126

2. 株式会社バイタリフィ

株式会社バイタリフィのトップ画像

 

バイタリフィは2008年からオフショア開発事業を展開している、日系オフショア企業のパイオニアの1社です。ベトナムのホーチミンとハノイにそれぞれ開発拠点があり、日本国内の開発案件を中心に受託しています。

 

同社は3Dゲーム、VR / AR アプリの開発体制を強化しており、「Unity」に特化したスマホアプリ、ゲーム開発を得意としています。特にハイパーカジュアルゲーム(インストールした瞬間にプレイできるお手軽ゲーム)については、企画からデザイン、開発まで一貫して対応可能なUnity開発専門スタジオを保有しています。最短で毎週新作をリリースした実績があるとのことで、開発スピードやリソースの豊富さが伺えます。

 

業界では、他社が先に類似ゲームをリリースしてしまう、といったことが往々にして起こってしまうため、スピーディに数多く開発してその中からヒット作品を出す手法が主流となっていますが、同社であればこの意識を共有してプロジェクトを進めていく期待が持てるはずです。

 

■会社情報

Webサイト:https://vitalify.jp

代表者:川勝 潤治

資本金:¥80,000,000.-

所在地:東京都渋谷区恵比寿西1-9-6アストゥルビル8F

従業員数:180名

 

■企業詳細ページ

https://offshore-kaihatsu.com/mypage/vitalify.php?id=12

3. Web factory MK

Web factory MKのトップ画像

 

Web Factory MKは2010年創業のマケドニアの首都スコピエに本社を置くソフトウェア開発サービス会社です。欧州、北米のBtoCサービスからエンタープライズレベルの開発までラボ型開発サービスを提供しており、2015年から日本企業向けにもオフショア開発を提供しています。

 

同社は、フロントからバックエンドまでのWEBアプリ、カスタムAPI、MVPモデリングやiOS/Androidアプリの開発を得意としていますが、ゲームデザイン、VR、ARの分野でも、ユーザーにとって忘れられないエクスペリエンスを創造することをゴールにゲーミング領域にも注力しています。

 

そもそもゲーム開発については北米、ヨーロッパ、そして日本が主要な開発国です。同社が拠点をもつマケドニアは北米、西ヨーロッパ大手企業のオフショア開発として利用されており、Unityエンジニアが多く、開発ノウハウが蓄積されています。また、メタバース開発に欠かせない3Dモデラーも多く、北米や西ヨーロッパの大手の開発を担い、技術力・デザイン力が非常に向上しています。

 

■会社情報

Webサイト:www.webfactory.mk

代表者:Panev Todor(パネブ トドール)

所在地:東京都港区虎ノ門4丁目3−1

従業員数:75名

 

■企業詳細ページ

https://offshore-kaihatsu.com/mypage/web-factory-llc/

まとめ

この記事ではUnity開発でおすすめのオフショア開発会社をご紹介しました。Unityをはじめとする新しい技術に関しては、国内のシステム開発会社よりも海外の開発会社の方が対応力がある場合があります。

 

その背景として、IT需要に対し、国内のエンジニアが不足していることが挙げられます。需要に対しての、そもそものエンジニア人口が少ない、ということももちろん挙げられますが、プロジェクトで多忙な国内IT人材は、目の前のプロジェクトで手一杯で、新しい言語、技術領域にキャッチアップする余裕がないことも少なくありません。国内ITリソースが高騰・先細りしていく今、オフショア開発を検討することはいかがでしょうか?

 

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オフショア開発.com 編集部

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