最終更新日:2023/12/25
AI開発でおすすめのオフショア開発企業 4選
近年、AIを活用したサービスがとても身近になってきています。Webサービスでは、AIによりレコメンド機能やチャットボットが導入されているものも多く、音声認識や画像認識を活用したシステムも広く普及しています。AIを活用した新規サービスの開発や、業務改善を検討する企業も多いのではないでしょうか?
ただ、AI開発の実績が豊富なシステム開発会社を見つけることはもちろん、各社の特徴や実績、費用感などを比較・検討することが難しい、といった課題も少なくありません。
本記事では、AI開発での実績・ノウハウが豊富なオフショア開発企業、AIを活用した開発での提案力に定評があるオフショア開発企業、などAI開発でおすすめのオフショア開発企業を紹介します。
オフショア開発とは、WebシステムやアプリなどのIT開発業務を海外の開発企業や海外子会社に委託することです。主な目的としては、発注元となる国よりも賃金水準が低い国に発注することで、開発コストを削減することです。IT開発のコストの多くは人件費が占めているため、このような開発手法が注目されています。
すでにAI開発を行えるシステム開発会社を国内で比較・検討している企業様も多いかと思います。一方でAIなどの先端テクノロジーの開発を担える高度人材は、国内ではかなり希少です。また、ITエンジニアが不足する国内では、そうした人材が複数プロジェクトに従事して疲弊していたり、単価も非常に高額になってきています。
IT業界が盛り上がりを見せるオフショア開発先の国々では、先端テクノロジーに対する取り組みも盛んで、優秀で若いエンジニアがAI開発に多く従事しています。AI開発を検討されていましたら、ぜひ国内のシステム開発会社とあわせて、オフショア開発も比較・検討してみてください。
INDEX
1. 株式会社バイタリフィ
2. Heligate ジョイント・ストック・カンパニー
3. ロータス・テクノロジー・サービス株式会社
4. 株式会社DEHA SOLUTIONS
1. 株式会社バイタリフィ
バイタリフィは2008年からオフショア開発事業を展開している、日系オフショア企業のパイオニアの1社です。ベトナムのホーチミンとハノイにそれぞれ開発拠点があり、日本国内の開発案件を中心に受託しています。
同社はAI開発に力を入れており、KaggleというAIの世界大会で上位Top0.3%(2749チーム中10位)にランクインし、Kaggle Masterの称号を得るなど世界レベルのAIエンジニアが在籍しています。また、AIを用いた技術検証・PoC(AIモデルデータ作成)を無料で実施し、AIアプリ導入時の制度や効果の確認ができるサービスも提供しているので、AIを利用したビジネスアイデア実現の力強いパートナーです。
また、同社では各プロジェクトに必ず日本人マネージャーをアサインしており、リーズナブルなコストのまま日本国内と変わらないクオリティを実現しやすいことも魅力です。
■会社情報
Webサイト:https://vitalify.jp
代表者:川勝 潤治
資本金:¥80,000,000.-
所在地:東京都渋谷区恵比寿西1-9-6アストゥルビル8F
従業員数:180名
■企業詳細ページ
2. Heligate ジョイント・ストック・カンパニー
Heligateはコンサルティングから運用開発、システムメンテナンス、クラウド展開まで広くサポートできるベトナムオフショア開発企業です。日本だけでなくグローバルにクライアントをもち、多言語での開発を得意とするエンジニアが多数在籍しています。
同社はAI開発で幅広い開発実績がありますが、特に音声解析・テキスト分類・医療における画像認識等の分野での経験が非常に豊富です。その他、監視カメラによる自動監視システムやコンピュータービジョンを活用したX線画像診断など、AIを活用することで実現をしています。
AI開発では部分開発だけではなく、大規模なAIシステムの移行・開発まで対応できます。また、コンサルティングから運用開発、システムメンテナンス、クラウド展開とトータルで支援ができることも魅力のオフショア開発企業です。
■会社情報
Webサイト:https://heligate.com.vn/
代表者:Luong Tuan Giang(ルオン トウアン ジャン)
資本金:¥10,000,000.-
所在地:14 Me Tri Thuong, Nam Tu Liem, Hanoi, Vietnam
従業員数:100名
■企業詳細ページ
3. ロータス・テクノロジー・サービス株式会社
ロータス・テクノロジー・サービス株式会社は、グローバルにITサービスを提供するオフショア開発企業です。日本市場においても、東芝など大手企業をクライアントとしており、セキュリティ・品質の確保・開発プロセスへの取り組みに積極的です。
同社の最大の得意分野は、AIデータ処理の領域です。AIデータ処理トップ企業として、サオクエ賞を受賞しているほか、Grand View Researchでは「Top AI Annotation Company」としてリストアップされています。正確なデータセットを使用して機械学習機械モデルを高速で構築することが強みです。自動車、教育、ヘルスケア、Eコマース、農業、保険、銀行、など幅広い業界に対応しています。
■会社情報
Webサイト:https://lotus-ts.com/jp/
代表者:Phung Thanh Xuan(フン タン スアン)
資本金:¥7,000,000.-
所在地:神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル 2階
従業員数:248名
■企業詳細ページ
4. 株式会社DEHA SOLUTIONS
株式会社DEHA SOLUTIONSはベトナムのハノイ・フエで開発を行う、オフショア開発企業です。対応できる開発言語・フレームワークが幅広く、日本語能力試験N1〜N2相当のエンジニアが多数在籍しているので、コミュニケーション能力・提案能力に強みがあります。
AI開発では特に画像処理・機械学習領域を得意分野としており、建築現場向けひび割れ検知、物流企業向け文字認証、顔認証出退勤管理、不動産情報自動取得、医療薬品異常検知、など多様な業界で多くの開発実績を有しています。
同社はR&Dプロジェクトをはじめ、スタートアップ企業のグロース支援での引き合いが急増しており、技術力・提案力のある開発パートナーを探している企業様におすすめです。
■会社情報
Webサイト:https://deha.co.jp/
代表者:ファム・ミン・フン
資本金:¥50,000,000.-
所在地:東京都中央区築地3-7-11 CUBE TSUKIJI 7F
従業員数:200名(グループ全体)
■企業詳細ページ
まとめ
この記事ではAI開発でおすすめのオフショア開発会社をご紹介しました。AIをはじめとする先端テクノロジーは、国内のシステム開発会社よりも海外の開発会社の方が対応力がある場合があります。
その背景として、IT需要に対し、国内のエンジニアが不足していることが挙げられます。プロジェクトで多忙な国内IT人材は、目の前のプロジェクトで手一杯で、新しい言語、技術領域にキャッチアップする余裕がないことも少なくありません。国内ITリソースが高騰・先細りしていく今、オフショア開発を検討することはいかがでしょうか?
オフショア開発. comではシステム開発 / アプリ開発など幅広くオフショア開発企業の無料選定・紹介をおこなっております。どうぞお気軽にお問い合わせください。