公開日:2017/10/24 最終更新日:2023/10/02

中国オフショア開発メリットにはそのエンジニアの数と日本語能力の高さ

中国オフショア開発メリットを考えた場合、真っ先に挙げられることが、ITエンジニア(技術者)の数が多いということです。また、ITエンジニアを目指す若い人材も多くおり、毎年数十万人がエンジニアに、若しくは関連するIT業務に就職をしています。
質的(ITスキル)にはインドに比べて遅れをとっている部分もありますが、進化が著しいことから、インドに追いつき追い越すことも遠くないと考えられています。
そして日本語能力が高いエンジニアが多くいるということも大きなメリットです。交渉から見積り、設計、実務開発に至るまでやり取りをすることは必然的にあるものですが、その際に日本語でのやり取りが出来ることは日本企業にとっては大きなメリットです。
これらが中国オフショア開発メリットとしては大きなものになります。

地理的なメリットもある

中国オフショア開発メリットには地理的なメリットも見られます。
中国は沿岸部を中心にITインフラが整備されており、この地域にオフショア開発企業も集中しています。
そのため、国土が広い中国ではありますが、時差も少なく円滑なやり取りをリアルタイムでプロジェクトを進めることができます。
また、中国のオフショア開発会社の多くは対応できる開発案件が豊富にあり、システム開発ソフトウェア開発、アプリ開発、組み込み系開発など幅広い案件に対応可能です。東南アジアのオフショア開発会社の台頭もありますが、まだまだ中国企業の影響力が大きく、日本企業の依頼の対応力は中国企業がもっとも高いと言えます。

デメリットは少ない

中国企業のオフショア開発は案件に幅があります。小さな案件でも大きな案件でも対応してくれる企業が殆どですので、依頼先にそれほど悩むこともありません。
中国オフショア開発メリットは色々と多いものですが、その反面デメリットもあることには注意しなければなりません。
例えば、同じ海外のオフショア開発企業の中では中国企業は料金(単価)が高い部類に入ります。これにはエンジニアの事情もありますが、中国人エンジニアの特徴として、給与が高い企業への転職が盛んに行われています。そのため、開発費用の高騰にも繋がっています。
但し、これを差し引いても中国企業へのオフショア開発を依頼することのメリットが大きいと言えます。

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